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権田 剛 院長

TSUYOSHI GONDA

苦痛や負担の少ない内視鏡検査やALTA療法、大腸ポリープ切除手術を実践。

大学卒業後、多くの病院で消化器外科を専門に経験を積み、2013年、高島平駅近くに開院。

権田 剛 院長

権田 剛 院長

ごんだクリニック

板橋区/高島平/高島平駅

  • ●内科
  • ●消化器外科
  • ●肛門科

父の死をきっかけに、医師の道を志す。

権田 剛 院長

高校時代に父が急な病で亡くなりました。十二指腸潰瘍だったのですが、その日の朝まで大丈夫だったのが、急に……。その時に「こんな思いをする家族もいるんだ」と知り、その思いが進路を決める間際だった自分に色濃く影響したことは間違いありません。
大学を卒業したあとは消化器外科を専門に選び、これまで歩んできました。学生の時から、外科しか念頭になかったように思います。白い巨塔世代ということもありましたし、学生実習でまわったときに、最も興味を持てたということもありました。当時、夜中まで担当の先生と一緒に色々とやっていたことを思い出しますね。
『ごんだクリニック』は2013年に開設致しました(都営三田線・高島平駅から徒歩1分)。体力的にそろそろ病院の外科に勤務するのは難しくなってきたことや、若い世代に任せ、これまで培ってきたものをより生かせる道をと考え、開業に踏み切ったのです。
高島平の街は、それまで全く縁がありませんでした。しかし、お話があって実際に来てみたら、すぐ気に入りましたね。私はどちらかというと、ごみごみしたような場所は苦手なのです(苦笑)。空も道も広々としたこの街は、私の好みにぴったり一致しました。

身体への負担の少ない「ALTA療法」に尽力。

権田 剛 院長

内科の慢性疾患の方々、専門である消化器系の患者さんが多いですね。最近は肛門外科で訪れる方も多くなりました。
当院では、肛門が出っ張ったりふくらんだりする内痔核を切除せず、注射によって治療する「ALTA療法」をおこなっています。10年ほど前から広まったもので、私は病院時代に講習会に出席し、免許を得て治療をおこなうようになりました。当初は入院していただいてからおこなっていましたが、身体への負担が非常に少ないことを確認し、段階的に日帰りへと移行し、開業後もその形式でおこなっています。
内痔核だけでなく外痔核もある場合は切除するしかありませんが、メスを使うとなると数日は養生していただかなくてはなりません。その点、「ALTA療法」は痛みもなく、身体への負担が少ないことは大きなメリットです。皆さん、「もっと早くやっておけばよかった」と仰ってくれています。

苦痛の少ない胃と大腸の内視鏡検査を実践。

権田 剛 院長

当院では、口から入れる経口内視鏡検査と、鼻から入れる経鼻内視鏡検査をおこなっていて、ご希望により選んでいただいています。私の感触では、経鼻のほうが患者さんの負担は少ないようですね。口からの場合、できる限り苦しまないように気をつけますが、嘔吐感を伴いどうしてもダメという方がいらっしゃいます。どちらか迷われた場合は、経鼻を選んでいたほうがいいかもしれませんね。
最近は、ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ菌)と胃がんとの関連を心配されて訪れる方が増えてきました。胃がんのほどんどは、ピロリ菌を原因とした慢性胃炎の粘膜から発生します。胃もたれや胃痛などの症状がある方はもちろん、ご心配な方は一度検査を受けて確かめていただければと思います。
大腸の内視鏡は、便秘がひどい、下痢と便秘が交互に繰り返す、便が細い、といった自覚のある方は1度検査を受けることをおすすめします。お腹の痛みについては、最近は過敏性腸症候群と呼ばれる自律神経系によるものも多く見受けられます。その意味では、痛み=悪い病気とは結びつきませんが、これも確認のため検査をされたほうが安心かと思います。
胃カメラや大腸内視鏡というと、痛い・恥ずかしいという気持ちがあり、「そのうち…」と後回しにされがちです。しかし、苦しみや痛みについては、機械の進歩等によって、一昔前とは大きく状況が異なってきています。また恥ずかしさについても、カメラを入れる部分にだけ穴が空いた下着もご用意しています。後々の心配を断つ意味でも、どうか気軽に検査を受けていただきたいですね。

生活習慣病には、普段の生活を見直すことを第一に。

病院にいた頃は、全身麻酔でお腹を切る手術等を手がけていました。術中、患者さんは私たちに命を預けていただくことになります。そこで安心していただくためには、きちんとした詳しい説明が不可欠。それは今も心しておこなっています。
説明が必要なのは、小手術等に限りません。お薬を処方する場合も、使い方や効果についてご理解いただけるよう、しっかりと説明をおこなっていきます。また、生活習慣病等を診るときは、お薬以前に普段の生活を見直していただくことを優先しています。そのため、当院では最初の診察の段階でお薬をなるべくお出ししないようにしています。まずは食べ物などに気を配っていただき、1度間を置いてからでも遅くないのです。改善が見られれば、それで良し。たとえお薬が必要になったとしても、患者さんの意識の変化によって、より良い結果を生まれると考えています。

これから受診される患者さんへ。

最初に、治療ありきということではありません。まずはクリニックの雰囲気をご覧いただき、私やスタッフの人となりを知っていただくだけでも充分かと思います。健康について何か気になることがございましたら、お気軽におたずねください。地域の皆様の健康に少しでも寄与出来ますよう、サポートをさせていただければと思っています。

※上記記事は2015年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

権田 剛 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味・特技:ドライブ、映画鑑賞、サッカー観戦
  • 好きな本もしくは愛読書:池井戸潤
  • 好きな映画:戦争映画 / GOAL!
  • 座右の銘もしくは好きな言葉:初心忘るべからず
  • 好きな音楽もしくは好きなアーティスト:カントリー(癒される音楽) / テイラー・スウィフト
  • 好きな場所もしくは好きな観光地:コーヒーを飲める場所 / カナダ

グラフで見る『権田 剛 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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