児玉肇院長｜木場内科外科内視鏡クリニック（木場駅・内科）

児玉肇院長

KODAMA HAJIME

苦痛の少ない内視鏡検査で迅速に的確な診断をする。愛着のある木場で、患者さんが緊張せずに受診できるかかりつけ医として地域に貢献

東方大学医学部卒業後、複数の病院で研鑽を積む。内視鏡室長、大手美容外科に在職しながら『木場内科外科内視鏡クリニック』開院。

児玉肇院長

木場内科外科内視鏡クリニック

江東区／木場／木場駅

●内科
●消化器内科
●内視鏡内科
●胃腸内科
●外科
●美容外科

生物への興味から医師の道に。地元の木場で医療貢献する

小学校の頃から理科が好きで、生物に対する興味がありました。科学雑誌や生物雑誌などを買ってもらい、よく読んでいた記憶があります。それが今思えば、医師を志す私の原点でした。医大卒業後は付属の病院で2年の研修、また研修後も消化器外科にて研鑽を積みました。消化器の中でも最終的に外科を選んだのは、投薬して結果を見るより、自身で手術や検査ができるようにしたかったんです。もちろん外科は検査や手術だけではなく、全般的に患者さんを診て判断し、胃カメラや大腸カメラなども含めて処置ができる必要があります。他にも八王子にある病院の救急科に出向し、3年ほど急性期医療に当たりました。その後再び大学病院に戻り、肝臓、胆のう、すい臓の手術など経験を積みました。千葉のクリニックで内視鏡室長に就任し、現在も在職しながら外科手技の研鑽のために大手美容外科にも勤務しつつ、全国技術指導医も務めています。この木場という場所はかつて30年近く住んでいたご縁があり、2023年7月に『木場内科外科内視鏡クリニック』の開院に至りました。

緊張せずに相談できる、良い意味でハードルの低いクリニックに

当院は、一般内科、消化器内科、外科、そして美容外科まで幅広く診療しています。内視鏡クリニックを標榜していますので、もちろん内視鏡検査には力を入れているところですが、当院としては分け隔てなく、なんでも相談に来られるクリニックと思っていただければ嬉しいです。木場は私の地元でもありますので、この地域の方々が良い意味で来院のハードルを低く感じてもらえればと思います。実際に来院される患者さんですと、お腹が痛い、調子が悪いなどの一般内科で来院される方が多い印象です。あとは高血圧症や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病でいらっしゃる方や、火傷をしてしまった、切り傷ができてしまったなどのご相談、内視鏡などの検査や健診で引っかかってしまったというご相談などです。小さなお子さん連れで来院される方やご高齢の方まで、3世代で通っていただけるクリニックです。診療の際は、患者さんが緊張せずにお話しできるように努めています。治療や検査というと、患者さんは大変なことに感じてしまうものですが、穏やかにやっていきましょう、医療というよりは地元の人同士でお話をするようなスタンスでと思っています。患者さんのお話を丁寧におうかがいしますので、かかりつけとしてまず相談に来ていただければと思います。

専門医としての経験が冴える。苦痛の少ない内視鏡検査

私は消化器疾患全般の診断や検査と手術に関して学び、胃カメラ・大腸カメラを多く担当してきました。消化器内視鏡専門医でもありますので、『木場内科外科内視鏡クリニック』も内視鏡による検査、診断は特に自信を持っているところです。患者さんに苦痛の少ない内視鏡検査を実施できるよう、院内設計の段階から特に気を配りました。検査室も患者さんが落ち着いて検査を受けられるように配慮し、検査後にストレッチャーでそのまま移動できるリカバリールームも備えています。壁で仕切られた半個室になっていますので、安心してお休みいただけます。内視鏡システムはオリンパス社製の最新機器を導入しており、わかりにくい病変も迅速に発見し、的確な診断をします。胃カメラは極細の経鼻内視鏡を使用しますので、嘔吐反射もほとんどありません。大腸カメラも空気ではなく炭酸ガス送気システムを使いますので、検査後にお腹が張るなどの負担も軽減し、内視鏡挿入時も痛みの少ない方法で検査します。いずれも鎮静剤や負担の少ない前処置薬をご用意しておりますので、患者さんが安心して検査を受けられるようできる限り配慮しています。また当院では胃カメラと大腸カメラを同日に受けていただくことも可能です。同時にできれば食事の制限なども1日で済みますので、ご希望の方はぜひご相談ください。

「商売に走らない」美容外科は厳選した治療内容を提供

私は外科手術の手技をより研鑽するため現在も大手美容外科に勤務し、全国技術指導医も歴任して多くの症例を診てきました。そうした経験を充分に生かすため、この『木場内科外科内視鏡クリニック』も美容外科を標榜しています。ただ当院の美容外科に関しては、レーザー等の美容施術機器の導入は考えておりませんので、しわやたるみの治療や美容注射、脱毛症の治療など、あくまでも限定的な施術のみです。美容外科というと誇大広告をする、高額なプランを勧めるクリニックもありますが「当院は商売に走らない」「余計なものは絶対に勧めない」ことを念頭に置き、患者さんの負担が少なく効果があるシンプルな施術のみ行っています。内科や外科に来院された患者さんに美容外科治療をこちらからお勧めすることは一切しません。ご興味のある方にのみカウンセリングで詳細をお伝えするようにしていますので、美容外科治療をご検討の方はお気軽にご相談ください。

これから受診される患者さんへ

『木場内科外科内視鏡クリニック』は東京メトロ東西線・木場駅4b出口より徒歩1分、深川ギャザリア、イトーヨーカドー木場店の目の前です。一般内科、消化器内科、外科、美容外科と広く診療しており、内視鏡による検査、診断も対応します。胃カメラ、大腸カメラは患者さんの苦痛や負担が少なくできる設備、検査方法で実施しますので、不安なことがあればなんでもご相談ください。およそ40年近く知っているこの木場は私にとっても愛着がありますので、この場所で開院できるのもなにかのご縁だと思っています。患者さんが緊張せずに過ごせるように、待ち時間も含め長くかからずにということを常に意識していますので、お困りごとはぜひ当院にご相談ください。この地域で長く医療貢献し、地元のみなさまのお役に立てればなによりです。

児玉肇院長　MEMO

外科専門医／消化器内視鏡専門医／救急科専門医／その他

出身地：山形県
趣味・特技：ドライブ・将棋・ゴルフ
好きな本：ノンフィクション・自己啓発書
好きな音楽：ジャズ
好きな映画：『ピンク・パンサー』
好きな場所：自宅
好きな言葉：『何事もやりすぎは良くない』

児玉肇院長から聞いた
『胆石症』

重症例は腹腔鏡手術で胆のうを摘出、予防は食生活が鍵

胆石症の原因は様々で、石自体が4種類ほどありますが、最も一般的なのは脂っこいものを多く摂取することによるコレステロール結石です。胆のうの中に溜まる胆汁のコレステロール成分が濃くなり、最初は砂粒みたいなところからだんだん大きくなり、まさに石状になっていく、これが胆石です。石がひとつだけの例もあれば、何十個もできてしまう方もいます。石が小さければ痛みがなく無症状ですが、胆石発作を起こすとひどい痛みが伴うことがあります。空腹時の胆のうは大きい卵くらいの大きさですが、食事をする、特に脂っこいものを食べると十二指腸を通過する際にぎゅっと収縮されます。胆汁が食べ物と一緒に流れて消化を助けるのですが、十二指腸と繋がる細い管の部分に石が詰まり、これが痛みとなります。これに細菌感染が重なると、胆のう炎に発展します。胆石症の治療は、石が小さい場合は経過観察で様子を見ますが、石が大きくなり胆のう炎が懸念される場合は、腹腔鏡手術で胆のうを摘出します。予防としては、脂っこい食事を避けた食生活に気を遣い、生活習慣を整えることが大切です。

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