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石飛 里美 院長

SATOMI ISHITOBI

大切な家族だから。やさしさと思いやりのココロを持って動物に、そして飼い主さんに接していく

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科。同大学大学院薬理学研究室卒業 。大阪府、東京都で勤務医を務め、2022年9月に『とくろくペットクリニック』院長に就任(東武鉄道東上本線「東武練馬駅」北口からバスで5分、都営三田線「高島平駅」からバスで10分)。

石飛 里美 院長

石飛 里美 院長

とくろくペットクリニック

板橋区/徳丸/西台駅

  • ●犬
  • ●猫

「徳丸6丁目」にある気軽に入れる動物病院

石飛 里美 院長

小学校に入るときに犬を飼い始めました。昔ながらの外飼いでしたし、基本的な知識もないまま飼っていたのです。その子が歳をとってから動物病院に付き添っていくようになりました。そちらの病院では、病気のことだけではなく様々なことのアドバイスを受けました。「病気じゃなくても行っていいところなんだ」。それが嬉しくもありましたし、私も「こうなりたい」と思ったのが獣医師を目指すようになったきっかけです。

当クリニックの前身である「ノブ動物病院」に勤務し、しばらく経った頃、院長先生から「跡を継いでもらえないだろうか」という話をいただきました。正直なところ、荷が重いとは思ったのですが、飼い主さんの立場からすれば、「前からいる先生が変わらず見てくれる」となりますので、ありがたくお引き受けすることにしたのです。病院の名称は『とくろくペットクリニック』としました。地域に馴染み、みなさんが「あ、あそこね」とピンとくるような名前にしたかったのです。

初めてペットを飼う方のご相談も大歓迎

石飛 里美 院長

近隣にお住いの方がほとんどで、埼玉の和光市などから来院される方も中にはいらっしゃいます。
お悩みとしては、「この頃元気がない」ですとか、「食べてくれない」ですとか、もちろん体調のことが多いのですけども、当クリニックがペットショップさんと提携していることもあってか、初めてペットを飼う方からのご相談も少なくありません。個人的にはとっても嬉しいことですね。病気だから病院に行く、となると、どうしても具合が悪くなってからしか訪れないことになってしまい、元気な状態を維持することが難しくなります。日頃から何に気をつけたらいいのか、もしくは、犬や猫を飼うにはどうしたらいいか、といったことからお聞きいただけると、元気な状態を長く維持することにつながっていきます。クリニックでは健康診断にも力を入れております。仮に病気が見つかっても、小さなものであれば快方に向かう可能性は高くなりますし、元気であれば、それに越したことはありませんよね。

「何か他に気になることはないですか?」の一言をいつも

石飛 里美 院長

メインの相談内容についてお伺いしていくのはもちろんですけども、「他に何か気になることはございますか?」と最後に必ず問いかけるようにしています。飼い主さんが普段は気にされてないことでも、体調の異変が現れてることもあります。限られた診察時間では、どうしても情報を取りきれないことは否定できません。一番動物たちを見ている飼い主さんが、何を、どう気をつけたらいいか、ポイントを知っていれば、気づけることもたくさん増えてくると思うんですね。

病気が深刻になる前にできることを

内視鏡をはじめ、一般的な設備は一通り揃っているかと思います。予防以外で力を入れているとなると、まずは眼科でしょうか。以前に勤務していた病院の院長先生が眼科に強い方で、そちらで診察や勉強を積んできたこともあり、目には力を入れています。動物の「目が見えてない」ということを、飼い主さんは気づきにくいものなんですね。身体検査をした際、「視力が落ちてますね」と伝えると、「そうなんですか!」と驚かれる方も少なくありません。視力が落ちているなら、生活の中で気をつけてあげたほうがいいことをアドバイスできますし、回復するようなものであれば、早め早めにケアをしていくことをお勧めしています。
最近では、歯科のニーズが増えてきたように感じます。一昔前までは「犬猫の歯磨き?」という時代でしたが、今は「どうしたらいいですか?」と飼い主さんの方から尋ねられることも多くなってきました。歯磨きでは取りきれない汚れがこびりついていたり、抜歯の必要性があるケースでは、全身麻酔をかけての処置をおこなっていますが、可能ならばそうなる前にできることをしていただきたいですね。こちらでは歯磨き教室も実施しています。看護師さんと飼い主さん、そしてわんちゃん、ねこちゃんがマンツーマンでおこなうものです。上手な歯磨きのやり方を学んでいただき、お口をできる限り清潔に保っていただければと思います。

これから受診される飼い主さんへ

ご家族の理解がなければ治療の結果に結びつきません。また、介護が必要な状態となり、亡くなってしまう時に「しんどかった」という思いになられるのは、ずっと付き添ってきてこられただけに、やはり切ないですよね。できる限りサポートさせていただければと思っていますし、動物だけではなく、ご家族へもやさしさと思いやりを持って接するよう心がけています。
どうぞ気軽に足をお運びください。喫茶店のようにちょっと立ち寄って少し話すだけ、という方も大勢いらっしゃいます。私たちがお役に立てるのでしたら、可能な限りのことをさせていただきますし、寄り添ってまいりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

石飛 里美 院長 MEMO

  • 出身地:富山県
  • 趣味:読書、お笑いライブ鑑賞、ネコ2匹と遊ぶこと
  • 好きな作家:湊かなえ、朝井リョウ
  • 好きな映画:『マイ・インターン』
  • 好きな音楽:ジャニーズWEST
  • 好きな観光地:島根

石飛 里美 院長から聞いた
『猫の歯周病』

汚れてしまう前からの毎日の歯磨きが大切

「お口が臭う」ということで来院される方は少ないのですが、それは病気のサインかもしれません。1番大きい奥の歯に汚れがつきやすいのですが、そこまでチェックされる方は少ないですし、気づいた場合にはアドバイスをさせていただいています。
犬にも猫にも歯周病はありますが、あえて言えば、猫ちゃんのほうが深刻になりやすい傾向はあるように思います。猫ちゃんは我慢強いですから、ギリギリまで我慢して食べようとするんですね。そうすると飼い主さんも「食べてるから大丈夫」と思われるでしょうし、食べなくなった時点で来られた場合、難しい状況に陥っているケースが多いように思います。歯ぐきに赤みが出てるようでしたら、塗り薬で対応していきますが、取りきれない汚れが付着していたり、抜歯の必要性がある場合には、全身麻酔をかけての処置をおこなっています。
歯周病が重度になるかどうかは、持って生まれた体質が大きく関係しているとの見方も有力です。また最近では、お口の匂いがお腹から“来ている”という見方もあり、腸内環境を整えてくれるフードやサプリメントの需要も増えているように思います。

グラフで見る『石飛 里美 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION