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後藤 慎史 院長

SHINJI GOTO

地域の中核病院としての役割を担いつつ
皮膚・目の症状について専門的な診療をおこなう

酪農学園大学獣医学部獣医学科卒業。なりた犬猫病院(半田市)など愛知県内の動物病院にて5年間勤務後上京、2014年より板橋区「北川犬猫病院」にて皮膚科・耳科症例を担当する傍ら、東京農工大学動物医療センターにて皮膚科診療の研修を受ける。2016年、る。2016年、多摩川駅にカフェ「hiff cafe tamagawa」開業。2019年10月、「北川犬猫病院」院長に就任。

後藤 慎史 院長

後藤 慎史 院長

北川犬猫病院

板橋区/南常盤台/ときわ台駅

  • ●犬
  • ●猫

幼少期よりペットとの生活に憧れ、獣医師を志す

後藤 慎史 院長

幼少期より父の転勤に伴う引っ越しが多く、動物を飼えない環境のなかで「犬を飼いたい」と思いながら育ちました。また、もともと動物が好きで、ゴリラの行動学に興味を持っていた時期もあったんですね。そのため、将来は動物関係の仕事に就きたいという思いが強く、大学では獣医学を専攻しました。北海道にある酪農学園大学卒業後は、就職先としてさまざまな選択肢がありました。ただ、自分としては人と話すことが好きで、患者さんとのコミュニケーションを必要とする獣医師に向いていると感じたこと、動物を飼っている飼い主さんご家族の役に立つ、必要とされる場所で働きたいという思いから獣医師になり、愛知県内の動物病院で5年ほど経験を積みました。現場では早い段階から診察を任せてもらえたことで色々な症例に向き合うことができ、このときの経験は今でも役立っていると感じます。
その後、「犬と猫の皮膚科」の院長でアジア獣医皮膚科専門医の村山先生が名古屋で開催されたセミナーに参加したことが、私にとって転機になりました。村山先生のお話を聞き、皮膚科の診療に興味を持ったことで上京し、ここ『北川犬猫病院』の一員になったのです。当院での診療の傍ら、東京農工大学動物医療センターの皮膚科研修にて西藤公司先生の指導を受け、2016年には研修時代の仲間と3人で多摩川駅近くにカフェを併設した動物病院を立ち上げました。そして令和元年の2019年、名誉院長である三枝先生の後を引き継ぎ、『北川犬猫病院』の院長に就任しました。

開業から70年あまり、地域の中核病院として診療を続ける

後藤 慎史 院長

『北川犬猫病院』は三枝先生のお父様が開設し、この地で診療を続けて70年あまりの歴史ある動物病院です。地域の中核病院としての役割を担う一方で、皮膚や耳の病気については専門的な診療をおこなっており、北は青森・南は九州という感じに、全国各地から動物たちが来院しています。名誉院長の三枝先生は、「必ず病気を治すんだ」という強い姿勢や情熱を持って診療なさっていましたが、私自身もそうした想いを継承し、1つ1つのケースで最善を尽くしたいと思っています。
こんな風にお話しすると、受診するのにハードルが高いと思われてしまいそうですが、決してそんなことはありません。当院の大きな特徴は、病院全体にアットホームな雰囲気が漂っていること。入り口の扉を開けていただければ、きっと何ともいえない心地よさを感じていただけるのではないでしょうか(笑)。初めての受診は緊張や不安を伴うものだと思いますが、何かお困りのときには気軽にご相談いただきたいと思います。

じっくりと時間をかけ、動物たちと飼い主さんに向き合っていく

後藤 慎史 院長

当院は開業から70年あまり、この地域の中核病院としての役割を担ってきました。丁寧な診察や徹底的な検査によって診断をつけ、適切な治療につなげていく。さらに、日々進歩する獣医療から遅れをとらないように、海外の学会などにも積極的に参加して、最新の治療をご提供できる体制を整えています。と言いましても、私たちがなにより大切にしているのは、1つ1つの症例にきちんと向き合うこと、丁寧に時間をかけて診療することです。
当院は基本的に予約制となっており、初診時には1時間、再診の場合でも30分程度の時間をお取りしています。動物たちをよく診て、飼い主さんのお話をじっくり伺って、治療プランについて丁寧にご説明してとなると、どうしてもこのくらいの時間が必要になるものです。1時間に何頭もの子を診て「とりあえず薬を出しますね」ではなく、きちんと診断をつけて、病名とともに「今何が起きているのか」を飼い主さんにお伝えしたいと思っています。大切な家族を支える飼い主さんの理解が深まるように、私としても言葉を尽くしていきたいと思います。

犬や猫の皮膚・目の症状について、専門的な診療をおこなう

『北川犬猫病院』には、皮膚や耳の病気に特化した動物病院だという側面もあります。地域の中核病院であること、皮膚や耳について専門的な診療をおこなっていることが、当院の大きな柱になっているわけですね。前院長の時代からの大きな枠組みを継承しつつ、治療面・サービス面ともにさらに拡充していきたいと考えています。
皮膚と目の病気に共通する症状として、「かゆみ」があります。痛みや呼吸の苦しみなどと比べると「たかが、かゆみ」と思われるかもしれませんが、かゆみの症状は動物たち・飼い主さん双方の生活の質を下げるもの。私自身、毛虫に刺されて強烈なかゆみに襲われた経験がありますけれど、かゆみのために眠りが浅くなり、日中は仕事に集中できなくて大変な思いをしました。また、動物たちが部屋中あちこちに体を擦りつけるような様子を見たら、きっと飼い主さんも心を痛めることでしょう。動物たちと飼い主さんのより良い生活のため、つらい症状があれば一刻も早く取り除くように力を尽くしたいと思います。

これから受診される飼い主さんへ

『北川犬猫病院』は、「ときわ台駅」南口から歩いて5分ほどの場所にあります。また、病院には5台分の駐車スペースをご用意しておりますので、お車の場合はこちらをご利用ください。
動物たちを治療するにあたって、私が心がけるのは飼い主さんに複数の選択肢をご提案することです。「この方法しかありません」ではなく、「これ、これ、これと、どの治療法にしましょうか?」と提示して、飼い主さんに選んでいただくようにしています。大切な家族のために、何をしてあげたら良いのか。飼い主さんのお気持ちに寄り添い、ご一緒に考えたいと思います。何かお困りのこと、ご心配なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2020年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

後藤 慎史 院長 MEMO

  • 出身地:愛知県
  • 趣味・特技:カメラ、カフェ巡り、野球観戦、英語
  • 好きな本:『生き方』稲盛和夫著、『ユダヤ人大富豪の教え』本田健著
  • 好きな映画:是枝監督の作品全般、「シャボン玉(2016年)」
  • 好きな言葉・座右の銘:“There is always a better way”(より良い方法と言うのは、常に存在するものだ)
  • 好きなアーティスト:あいみょん
  • 好きな場所・観光地:美幌峠、富良野、美瑛

グラフで見る『後藤 慎史 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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